なぜサニブラウンは日本選手権で優勝したのか?

先日の日本選手権で100mと200mの両方で優勝したサニブラウン・アブデル・ハキーム選手は一躍有名となった。

彼の名前がカタカナなのは、父がガーナ人、母親が日本人であるからである。

 

新聞、テレビではいきなり現れた新星と報じられているが、2015年の世界陸上200mでは準決勝まで進出していて初出場ながら勝負強さを発揮した。

 

サニブラウン選手の魅力はなんといっても独特な走り方にある。

YouTubeLiveでもよく視聴者さんが変な走り方と言っていて、なんで速く走れてしまうのか分からないと思っているようだ。

 

日本選手権の決勝レースを見てみても、上半身の動きが明らかにぐにゃぐにゃしていて、他の選手とは違った走り方をしている。特に上体を固めて走る山縣選手と比べてみれば違いは一目瞭然だ。

 

私個人の意見としては、どちらの走り方も正解だとは思う。

 

上体をぶらさないことで余計なエネルギーを使わないという考え方。

 

一方で、サニブラウン選手の場合は上体の柔らかさを活かしてそれをパワーとして下半身のエネルギーを伝えているのではないかと考えている。

 

そんなことが本当に出来るのかと信じられない人もいるかもしれないが、人間の体は自由にエネルギーを伝えることが出来る。

 

こうした新しい走り方をした新星が現れたことで、また新たな走り方の理論が生まれてきたら面白くなってきそうだ。

 

詳細は、YouTubeでまたお話しよう。

 

では!

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