走り幅跳びで踏切をする時の目線について考えてみよう!
目線を上に向ければ、身体を上に跳ばせようとし、下に向ければ、下に跳ばせようとする。
つまり、目線は跳躍角度に関わってくるので、跳躍距離に大きな影響を与えると言える。
では理想的にはどのくらいの角度で跳びだせばいいのか?
トップ選手の跳躍角度は15°~20°であると言われている。
力学的な話をすると、空気抵抗もなく、均一な剛体を斜方投射する場合、45°が理想的な数字となるが、人間は面白いことに、科学的な値と大きく離れている。
その理由として、水平スピードと鉛直スピードのバランスを取ることが非常に難しいことにある。
トップ選手は水平スピードを大きく利用して跳ぶため、角度が緩くなることも考えられる。
色々と話が逸れてしまったが、いずれにしても、目線は0°以上である事は間違いない。
下を向いて跳んでいる選手は今すぐにでも前方よりも上を向いて跳んでみよう!
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